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CURRENT MOON

■ 北欧名作デザインの復刻エピソード ■

1950年代、デンマークのインテリアデザイナー カイ・クリスチャンセンによってデザインされた美しい家具たち。

ヴィンテージとして愛され続けるその名作家具たちを、プールアニックは50年の時を超え、ここ日本で新たに復刻し、世に再び送り出すプロジェクトに取り組んでまいりました。

カイ・クリスチャンセン氏のデザイン活動の一部と、プールアニックの取り組みのこれまでとこれからをご紹介いたします。
探していたデザイナー
カイ・クリスチャンセン (1929〜)

カイ・クリスチャンセン

繊細なアームを持つ、美しいフォルムのソファ。製造されなくなって久しいそのデンマーク生まれのソファを、私たちは再び世に送り出したいと願い、日本で、私たちの手で復刻することを目指して、まずはそのデザイナーの所在を調べることから始めました。
探し続けてようやく所在が判り、いよいよデザイナーに会う機会を得たのが、2004年2月のこと。 コペンハーゲンから列車に揺られて3時間、デザイナーの自邸を訪れたとき、緊張した私たちを迎え入れてくれたのは、デザイナーの暖かい笑顔でした。それは今でも忘れがたい、印象深い瞬間です。
カイ・クリスチャンセン


「ペーパーナイフソファ」のネーミング

復刻を目指したソファは、現在は「ペーパーナイフソファ」というネーミングで販売されています。1950年代にデンマークの家具メーカーによって作られていた時は、ペーパーナイフというネーミングでなく、Arm Chair をNo.121、3人掛けを123など数字で呼んでいました。
このペーパーナイフというネーミングは、日本で復刻させた時に付けられ名前です。その名前は美しいペーパーナイフのようなラインを持つアーム部分から生まれました。今では、まるでオリジナルのモデルが作られていた頃からその名前で呼ばれていたかのように、「ペーパーナイフソファ」は広く親しまれています。


カイ・クリスチャンセン氏との交流

私たちがカイ・クリスチャンセン氏を訪ねた時、彼はこのように語ってくれました。 「このソファは、自分でもとても気に入っているデザインです。アームの方向、座り心地、そして上質なクッション。そのデザインが、遠い日本で、プールアニックで復刻される・・・。自分はとても幸福だと思う。あなたたちが私の自宅を訪ねてくれた時は、とても嬉しかった。あなたたちのデンマークデザインに関する知識、私の作品に関する知識の豊富さには驚かされましたし・・・。あなたたちの親切に感謝しています。そしてぜひまたお会いしたい。」と。
こうしてカイ・クリスチャンセン氏と私たちの交流が始まり、プールアニックが復刻を熱望したそのソファはやがて、「ペーパーナイフソファ」として日本で復刻を果たしました。そして、プールアニックのために新たに「ペーパーナイフローテーブル」をデザインして頂けるという幸福にも恵まれました。
現在ペーパーナイフシリーズは、プールアニックの最も人気のある商品のひとつとなり、日本の多くの方々に愛されています。

新たな復刻

2007年の夏には、これもまた名作と呼ぶにふさわしいカイ・クリスチャンセン氏のNo.42チェアを、復刻版として新たに発売を開始しました。さらに2008年には、このチェアにぴったりのダイニングテーブルの復刻を計画し、ユニバースダイニングテーブルが誕生しました。

デザインにおける思想

彼にこんな質問をしてみました。"デザインをする時に大切にしている事は?"
すると、彼はこう答えました。
「コーアクリント(※)の哲学・思想である、『古代は現代よりもモダンである』ことは正しいものだと思います。そして、彼の思想は、私のデザインに対して常にポジティブな影響を与え続けてきています。」
※コーアクリント(1888年〜1954年):
画家として出発し、1922年に建築家として独立。主に家具デザインを活動の領域とし数々の名作を残した。
彼のデザインはデンマークデザインに大きな影響を与え、デンマーク近代家具デザインの父とも言われている。

カイ・クリスチャンセンからのメッセージ

最後にカイ・クリスチャンセンはこう語ってくれました。

「日本の皆さんが私のデザインした家具を好んで買いたいと思われることに喜びと誇りを感じています。」

出世すること、名声を得ることに執着を持たなかった質実なデザイナーの作品は、なぜか私たちの心に暖かいものを感じさせます。時代や国を超えて生き続け、愛され続けるデザイン。その中にある、かたちには見えない大事なもの。そんなものをお届けできるインテリアショプでありたいと、プールアニックは思っています。

カイ・クリスチャンセン氏とプールアニックとの交流は、本当に良いものを世に送り出したいという共通の思いを胸に、あの出会いの日から今日に至るまで、変わりなく続いています。「もの」の中に秘められた、目には見えない思いや暖かさ、出会いと交流が生んだ物語。今回の記事が、そういったものにほんの少し耳を澄ましながら、共に暮らしていく家具たちを見ていただける機会となれば幸いです。



カイ・クリスチャンセンの略歴

1929年8月 デンマークに生まれる。
1951年 王立美術大学に入学。コーア・クリントに師事し、幾つかの設計事務所で働く。
1955年 自身の設計事務所を設立。初めて自らのデザインが製品化される。
1956-1965年 フレデリシアでの “Danish Furniture Industries”(デンマーク家具工業展示会)に出品。
1956-1965年 “Association of Danish Furniture Industries”(家具工業組合展示会)*1 に作品を提供
1966-1970年 ベラセンターでの “Scandinavian Furniture Fair”(スカンジナビア家具展示会)*2 の立ち上げに関わり、その後5年間にわたり参加。
1965-1975年 ケルン国際見本市に出展。
1980年
オーストリア・クラーゲンフルトにて個展開催。
その後もパリ、ロンドン他、数多くの都市にて展覧会を開催。
*1)1927年から1966年まで開催され、若い才能に発表の場を与える重要な役割を担った。
*2)スカンジナビア家具展示会。現在も大きな規模で展示会は行われている。
カイ・クリスチャンセンシリーズ カイ・クリスチャンローテーブル ペーパーナイフオットマン ペーパーナイフアームチェア ペーパーナイフ3シーターソファ ペーパーナイフ2シーターソファ
No.42チェア   4110チェア
ユニバースラウンドテーブル